緊急時は山小屋・ビジターセンターに衛星公衆電話
携帯が通じなくても、緊急時は山小屋やビジターセンターで衛星携帯電話を利用させてもらえます。
衛星公衆電話というものもあります。(通話料は1分200円位!)
でも、実際に有事の時に頼りになるのは山小屋やビジターセンターで働く方々。だって、救急車は来れないし、場所だって説明できないもの。
衛星公衆電話の通話料は1分200円位!
この辺なら繋がる!こともあるみたい。
この辺なら繋がることもあるみたい。
尾瀬の中に電波塔は無く、3キャリアとも電波エリアから外れていますので「繋がる!」とは言い切れませんが、電波を遮る山などの影響が少ない場所・至仏山の稜線や尾瀬ヶ原下田代~見晴では、携帯の向きをクルクル変えると何とか電波をひろう場所があります。
3キャリアともほとんど同様の様で、機種にもよるようですが「実際に見晴からメールを送信できた。」と聞いたことがあります。(真偽の程は・・・)
2013年シーズンからはソフトバンクがOKに!
尾瀬ヶ原・尾瀬沼を中心に、かなりの広範囲で繋がるようになるそうです!au・docomoに先駆けてsoftbankからなんて後発キャリアらしい展開ですね。
追記(2014/07)繋がるエリアは、公表されたほどには広がっていませんのでご注意を。また、残念?ながら、大清水~尾瀬沼あたりは、拡張予定範囲から削除されています。
尾瀬に携帯電話は必要か
というテーマの討論をテレビでやったことがあるそうです(人聞き)。
賛成派は、事故など緊急時に携帯電話があれば救助できる点を主張、
反対派は自然破壊、マナーやモラルの低下を懸念、実際に110番や119番が入っても駆けつけることができない地域事情を主張。平行線だったそうです。
携帯電話の通じない、自然の中にいることを楽しむという考え方。
必要最小限の安心を持って行くという考え方。
「山では通じない」という常識も崩れつつあり、実際に北アや富士山などでは大分繋がる(らしい)。
「2日ほど山に行くから電話もメールも繋がんないよ~」って事前に言う面倒や、「どうしているのだろ・・・」と心配をかけることも無い。花の図鑑でなくスマホで調べられたらどんなに楽しいか。
要は電車の中と同じ事。マナーやモラル次第だと思うのですが如何でしょうか。
シーズン・見所
- 水芭蕉の時期・見ごろ
- 風に揺れるワタスゲの白穂
- ニッコウキスゲの大群生
- 至仏山(日本百名山) 植生保護のため7月1日解禁になる「花の宝庫」
- 燧ヶ岳(日本百名山) 尾瀬のどこからでも良く見える、東北最高峰の山
- 研究見本園 僅か30分のお気軽散策で尾瀬に咲く花の大部分を楽しめる♪
- 三条の滝(日本百名滝)
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