日本百名山の一つ「至仏山」自然を保護することを目的とした注意やルール、マナーを守ってお楽しみください。

尾瀬にある日本百名山のひとつ至仏山(しぶつさん)
花の宝庫と呼ばれ、季節折々の美しい姿を楽しませてくれます。
また、眼下に尾瀬ヶ原を一望できることからもとっても人気。
健康な成人なら誰でも登れる山ですが、貴重な自然を守るためのルールがいくつかあります。

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬国立公園ナチュラルパークハイキングマニュアル

背景画像:至仏山山頂(By Qwert1234 CC-BY-SA 3.0 JP)

至仏山の山開きは7月1日

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花の宝庫と呼ばれ、眼下に尾瀬ヶ原を一望できる標高2,228.1mの至仏山。
比較的気楽に昇れ、高峰登山の気分も楽しめることからも人気があります。
植生の荒廃や土壌の流出などから自然を保護することを目的とした注意やルール、マナーを守ってお楽しみください。

©Σ64CC-BY-SA 3.0 JP

至仏山のルール・マナー

  • 登山道から外れて踏み入れない。植生保護のため。
  • 一方通行です。山ノ鼻から登って鳩待峠へ。
    東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)の森林限界より先は逆戻りできません。
  • 至仏山にはトイレがありません。登山口でトイレを済ませてから。
    山ノ鼻から鳩待峠まで標準4時間位です。
  • トレッキングポールの先端にはキャップを。
    植生や土壌保護のため。また、登山道の外側へ突かないように。

山ノ鼻との標高差は820m強。7月下旬以降は足元も良くなりますので、一般ハイカーでも十分に登頂可能です。但し、滑り易い石質、ゴロ石・ガレ場・鎖場もある登山になりますので足元の装備はしっかりと。

山開き直後は残雪多し。難易度も高い。

東面登山道至仏山頂直下の雪渓のようす©尾瀬保護財団

平成20年7月4日東面登山道至仏山頂直下の雪渓のようす ©尾瀬保護財団

山開きから7月中頃までは、まだ多くの雪が残っています。
植生を保護するため登山道は厳格に指定されており、雪渓を歩かなければならない場合も多々あります。
雪渓は滑落の可能性も大きく、雪の上を歩く経験や知識のない方は入山を遠慮してください。

可能な限り登山ガイド、または準じる上級者と入山されることをお勧めします。

山ノ鼻との標高差は820m強。7月下旬以降は足元も良くなりますので、一般ハイカーでも十分に登頂可能です。但し、滑り易い石質、ゴロ石・ガレ場・鎖場もある登山になりますので足元の装備はしっかりと。

シーズン・見所