花の写真を撮るのに最適な季節。ワタスゲの白い穂が風に靡くのもこの時期

関東甲信越から東北地方の梅雨時期には、尾瀬も多降雨期。
訪れるハイカーも少な目なのでゆったり、のんびり歩けます。
蘭やツツジの仲間、ピンクや紫の花が多く咲くこの季節は花の写真を撮るのに最適な条件が揃います。ワタスゲの白い穂が風に靡くのもこの時期

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬国立公園ナチュラルパークハイキングマニュアル

背景画像:尾瀬の梅雨(6月末~7月中頃)

新緑の季節・梅雨(6月中旬~7月中旬)

このエントリーをはてなブックマークに追加

水芭蕉のピークが過ぎる6月中頃には、森の木々の新緑がまぶしい季節。
同時に尾瀬周辺地域も梅雨になります。
花の宝庫・日本百名山のひとつ「至仏山」の登山ルートも解禁。多くの種類の花が楽しめ、比較的ハイカーも少なく、のんびり歩ける季節。日中の最高気温は20℃を越えてきます。

花の宝庫・至仏山は7月1日解禁

至仏山山頂

至仏山山頂 ©Σ64CC-BY-SA 3.0 JP

多くのハイカーが訪れる日本百名山のひとつ・花の宝庫至仏山
植生の保護を目的とした入山規制が例年7月1日に解禁されます。
標高2,228.1m、入山口との標高差は820mほどなので、健康な成人なら十分に登頂できる山ですが滑る岩質、遅くまで雪が残るなど注意も必要になります。

週末でもけっこう空いてます。

水芭蕉の季節が過ぎると大分空いてきます。

雨の日を好んで歩く人は少ないはずですよね。
梅雨時期に尾瀬旅行を計画する人・訪れるハイカーもやはり少な目なので、立ち止まったり、写真を撮ったり。ゆったり、のんびり歩けます。

蘭やツツジの仲間、ピンクや紫の花が多く咲くこの季節。ヒオウギアヤメなど、雨が似合う花も見ごろで、花の写真を撮るのに最適な条件が揃います。

また、ワタスゲの白い穂が風に靡くあの風景もこの時期(6月中旬~7月初旬)!自然と解け合うような静かな雰囲気でおすすめの季節です。

雨対策・足元はしっかり

copyright oze proeservation foundation

雨具・防水はしっかりと。画像:©尾瀬保護財団

雨の日は最低気温は高めですが最高気温もあまり上がりません。衣類が濡れると冷たく、重く、余計に体力を消耗しますので雨具はしっかりしたものを。
また、濡れた木道は滑ることも多く、怪我をしないためにも靴は防水機能のあるしっかりとしたもので。

晴れればラッキー♪日差しは強めです。

梅雨だからと言っても、当然晴れる日も多くあります。
この時期は日差しが強いので、帽子や日焼け止めが必須。

もしも雨だったとしても、人影が少なく静かでしっとりと落ち着いた雰囲気の中を歩くのも楽しいものですよ♪

尾瀬の梅雨・初夏 まとめ(6月中旬~7月中旬)

  • 6月下旬:ワタスゲの白い穂が風に揺れる
  • 7月上旬:最も多くの花が咲くの季節
  • 7月中旬:山吹色のニッコウキスゲ大群生が見られる時期

ハイクコースを選ぶ