ハイキング旅行の計画や持ち物の準備に気になる季節・天気・気温 尾瀬の四季

東京近郊より15℃寒く・10℃涼しい。
唐突で少々乱暴ですが、雪解けの5月末~雪に閉ざされる11月まで、尾瀬ハイキングシーズンの気温はこれ位のイメージ。
何せ真夏でも早朝は10℃前後、日中も25℃を越えることはほとんどありません。(日差し・紫外線はキツイよ)

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬国立公園ナチュラルパークハイキングマニュアル

背景画像:燧ヶ岳へ向かって尾瀬ヶ原の木道を歩く(7月初旬頃)

尾瀬のシーズン・気温・季節

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一般的な尾瀬のシーズンは、雪山の経験や装備が必要となる11月から5月前半を除くおよそ5ヶ月。
木々や草花の芽吹く春から、花の咲き誇る夏をへて草紅葉~紅葉の秋へ。

各月の気温と季節のイメージ

尾瀬の季節・最高気温・最低気温・気候・天気など

尾瀬の季節・最高気温・最低気温・気候・天気など

上図で一目瞭然ですね!
尾瀬での最高気温は、東京の月間平均気温にも及びません。
各々月間平均気温の差は13~15℃ほどで推移します。
数値として表せませんが、日中は日差しが強いのはドコも同じで、日中は気温以上に暑く感じることから「10℃涼しい」イメージ。
逆に、最低気温は夜間が晴天の日ほど放射冷却で低くなる傾向が強いのが高地の常識。シーズン中の最低気温は東京と比べ「15℃寒い」イメージ。

真夏でも早朝は防寒着が必要になる場合もあります。服装・持ち物も参考に。

気温数値は小数点以下を四捨五入。尾瀬の気温は山ノ鼻(標高1,399m)のもので、標高1,660mの尾瀬沼周辺などでは、さらに低いものになりそうです。
また、月間平均値ですから、天候や気圧配置などによりかなり上下します。
厳冬期の最低気温は-30℃を下回る尾瀬。正しくは「30℃寒い」尾瀬です。