雪解け~花咲き競う春(5月下旬~6月中旬)
尾瀬のシーズンは、木道や林間に雪がまだ残る5月の下旬から始まります。
水芭蕉が慎ましく咲き始める季節。
日中の最高気温は18℃前後、最低気温は0℃近くまで下がる「まだ寒い春」。
水芭蕉の開花は5月中頃。6月中旬まで楽しめます。

これぞ尾瀬!一番良く見るこの風景は6月初旬~中頃
尾瀬の春は水芭蕉に始まると言っても間違いではありません。
足に自信のある方々は5月の中頃~末にかけて、一般のハイカーは6月の初旬~中旬に水芭蕉の見ごろを見逃すまじと訪れます。
まだ足元の悪い所もあります。

残雪を歩く時は注意が必要。画像:©尾瀬保護財団
6月になると林道や木道には残雪も殆どなくなり、影地や歩行路の端に残る位になります。気温的にも雪山用装備は不要ですが、足元支度はしっかり。
もし残雪の上を歩く場合は、雪の下は空洞かも知れません。足がズボっと沈んでしまう「踏み抜き」に注意。
競うように咲く春の花たち
春は花が咲き競う ©Qwert1234CC-BY-SA 2.5 JP
水芭蕉以外にも多くの春の花が芽吹き、咲き競う春。ゆったりのんびり花を愛でるハイキングへ出かけましょ♪
皆がこの時期を目掛けて訪れますので、特に週末は歩行路はもとより、山小屋も売店もかなり混雑する季節でもあります。
尾瀬の周辺道路はゴールデンウィーク前後から徐々に通行止めが解除されます。営業を始める山小屋もありますので5月下旬以前も入山は可能ですが、場所によってはまだ雪が1m以上残る冬山。登山装備と経験が必要で、ハイキングとは程遠い感じです。
尾瀬の春 まとめ(5月下旬~6月中旬)
- 5月下旬:第四日曜日に山開き(例年・変動することもあり)
- 6月上旬:水芭蕉の季節
- 6月中旬:たくさんの花が咲く春・気温も上がり、日中の最高気温は20℃前後
- 6月下旬:ワタスゲの白い穂が風に揺れる
- 5月下旬:第四日曜日に山開き(例年・変動することもあり)
- 6月上旬:水芭蕉の季節
- 6月中旬:たくさんの花が咲く春・気温も上がり、日中の最高気温は20℃前後
- 6月下旬:ワタスゲの白い穂が風に揺れる