尾瀬へのアクセス 燧ヶ岳登山・燧ヶ岳山麓ネイチャーハイクに便利な入山口・御池

およそ東西12km・南北9kmの尾瀬国立公園。その一帯を歩くハイキングの歩行路総延長は100km以上あります。
広大な尾瀬の何処を歩きたい・何を見たいのかによって入山口・アクセスは違ってきます。
燧ヶ岳登山・燧ヶ岳山麓ネイチャーハイクに便利な入山口・御池へのアクセスなどについて

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬国立公園ナチュラルパークハイキングマニュアル

背景画像:御池からの燧ヶ岳登山途中の熊沢湿原あたり(By Qwert1234 CC-BY-SA 3.0 JP)

御池へのアクセス

このエントリーをはてなブックマークに追加

燧ヶ岳・燧ヶ岳山麓の森・滝・湿原を巡るネイチャーハイクに便利な入山口・御池。
御池からのハイクで楽しめる尾瀬の主な見所と、御池への交通・アクセスなど

燧ヶ岳へ最短。山麓は野趣あふれるネイチャーハイク

これぞ尾瀬!一番良く見るこの風景は6月初旬~中頃

燧ヶ岳登山の途中にぽっかり開けた熊沢田代。登頂まであと半分

福島県側・尾瀬の北にある入山口・御池。尾瀬のどこからでも良く見える燧ヶ岳へ登る目的なら最寄・最短の入山口です。

燧ヶ岳西麓・燧裏林道は手付かずのブナ原生林に覆われ、滝あり吊橋ありのネイチャーゾーン。
関東からはちょっと行きにくい尾瀬の北側・桧枝岐村へのアクセスに問題の無い方、日光他観光地や山小屋に泊まる、他の入山口と組み合わせての利用におススメ。

沼山峠との間はシャトルバスで行き来できますので、多彩なハイクコースが組めます。

御池からのハイキング・主な見どころ

尾瀬中の水が集まって落ちる三条の滝

尾瀬中の水が集まって落ちる三条の滝

日本百名滝 三条の滝

尾瀬に降る雨水、雪解け水の全てが集まり轟音を響かせて流れ落ちる豪快な三条の滝と、岩盤を滑り落ちる平滑の滝の二つの赴きの異なる滝

尾瀬でも有数のブナ原生林の中を通る燧裏林道

燧裏林道

燧ヶ岳北西麓の尾瀬でも有数のブナ原生林の中を通る燧裏林道。いくつもの小さな湿原、吊橋、朽ちた木道など趣の異なる尾瀬ネイチャーハイクが楽しめます。

燧ヶ岳、俎嵓から山頂の柴安嵓

燧ヶ岳、俎嵓から山頂の柴安嵓

燧ヶ岳登山

東北以北で最高峰(2,356m)の燧ヶ岳も、御池からのアプローチなら日帰りで登頂も可能です。但しビギナーは上級者同行必須で。

御池まで電車・バスを利用

御池へは会津高原尾瀬口駅から路線バス

関東からは
東武線が便利

日光線・特急利用
約3時間・2,860円


会津高原
尾瀬口駅

会津バス
2,340円

御池

休憩所前

他地区からは
JR会津若松駅

JR只見線/会津鉄道
快速86分・2,000円

牧歌的な雰囲気の会津高原駅©Nyao148 CC BY-SA 3.0

  • 利用する列車により運賃料金・所要時間は大分バラツキがあります。
  • 路線バスの運行ダイヤ・運賃は会津バスでご確認ください。
    東京から御池を利用しての日帰りハイキングは事実上不可能で、日光や山小屋での宿泊する旅行になります。
  • 沼山峠とはシャトルバスで行き来できますので、マイカーでも容易に組み合わせが可能です。

ご利用の際はご自身で再度ご確認ください。

御池まで車・マイカーを利用

東京方面から

東北道・西那須野塩原IC(R400)→上三依(R121)→早坂(R352→)内川→檜枝岐温泉(約100km)

東北方面から

東北道・白河IC(R286)→下郷(R121)→田島(R289)→山口→檜枝岐温泉(約120km)

上信越方面から

磐越道・会津坂下IC(R252)→只見(R289)→山口→檜枝岐温泉(約125km)

磐越道・会津若松IC(R118)→湯野上・下郷(R121)→田島(R289)→山口→檜枝岐温泉(約110km)

駐車場とシャトルバス(御池~沼山峠口間は一般車は通年通行できません。)

御池・420台 マイカー:1,000円/回・バス:2,000円/回
御池→沼山峠(始発4:30~最終16:50 20~30分間隔)
沼山峠→御池(始発5:00~最終17:30 20~30分間隔)
七入・880台 無料
七入→沼山峠(御池駐車場が満車の場合のみ運行)

シーズン中は御池・七入の駐車場から沼山峠口までシャトルバスが運行します。
御池⇔沼山峠:片道大人500円・小人250円/七入⇔沼山峠:片道700円・小人350円
9・10月は各始発30遅発。詳しくは桧枝岐村ホームページでご確認ください。