採らない・傷つけない・与えない(尾瀬ルール:自然編)
現在日本国内にある30の国立公園。中でも、尾瀬は特別保護地区に指定されており、「自然公園法」という法の基、動植物の採取や損傷は禁止されています。

入山口の種子落としマットで靴底をキレイに
靴底をしっかり掃う
靴底の土も、尾瀬の繊細な自然にとっては脅威そのもの。 各入山口の種子落しマットで靴底の泥をよく落としてください。 他エリアからの縦走なら、ガーターやズボンの裾もはたいて。
ペットはもちろん厳禁
近郊ハイクで時々出会いますが、ペットは当然ダメ。 たとえ小動物や昆虫でも、ゲージやカゴに入れても、可愛い家族の一員でも、ダメなものはダメ。

たとえ落ち葉でもダメ。
採らない
自然公園法では動物の捕獲はもちろん、厳密に言えば「落ち葉一つ」「石ころ一つ」採取することすら禁止。
落ち葉を1枚拾って帰ったからといって実際に刑罰を受けることありませんが「これ位なら」「子供だから」って勝手ルールは通用しません。
傷つけない
「枝を折る」「葉をちぎる」などの行為は当然ですよね。

動物や魚にエサを与えないで。
与えない
自然公園法で正しくは植物の「植栽」「播種」、「家畜の放牧」、「たき火」、「物の集積」と記されています。
つまり自然に対して何らかを加える、ダメージを与える行為を禁ずるということ。
環境を変えてしまうという意味で拡大解釈すると、動物へ食物を与える行為も同罪です。
投げ銭も…
湿原の池塘へや川にコインを投げ入れることは尾瀬にとっては迷惑でしかありません。
願掛けできる訳でなし、せっかくの好意は公衆トイレの募金箱へ。