燧ヶ岳北西山麓 燧裏林道・三条の滝・平滑の滝 ブナ原生林のネイチャーハイク

燧ヶ岳の北西山麓は尾瀬でも有数のブナ原生林が生い茂る、一般的な尾瀬のイメージとは赴きの異なるエリア。
燧裏林道を中心にいくつもの小さな湿原や川、三条の滝・平滑りの滝、吊橋や朽ちた木道、沢、未整備路などを巡るネイチャーハイクが楽しめます。

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬ハイキングマニュアル

背景画像:燧ヶ岳の山麓は紅葉がキレイ♪10月

三条の滝・平滑の滝 日帰りハイキング

このエントリーをはてなブックマークに追加

たくさんのハイカーが訪れる尾瀬とは赴きの異なる尾瀬があります。
静かな静かな燧ヶ岳北西山麓・燧裏林道を歩くハイキング

日本百名滝のひとつ三条の滝・平滑の滝と燧ヶ岳山麓ハイク

ハイキング難易度:2 歩行時間:7.5時間・17.3km 標高差:約370m

三条の滝・平滑の滝コースマップ
御池スタート 区間標準 距離km 木道や階段を進む軽い登りから。
上田代 0:40 1.5 燧裏林道で最大の湿原。植物だけでなく平ヶ岳や大津岐山などの山々の展望が楽しめます。
コース中の最高地点1,610m
天神田代 1:00 1.5 新緑・紅葉が美しいブナ原生林の中、横田代・西田代・天神田代と点在する小さな湿原を通り抜けます。
兎田代 0:50 3.0 吊り橋を渡って兎田代。上分岐を左に
赤田代 0:50 2.0 ブナ林に囲まれた燧ヶ岳西麓の段吉新道。ここまでほとんど平坦。
休憩所・山小屋で食事・休憩・トイレ可
平滑の滝展望台 0:30 0.6 三条の滝展望台までずっと下り。滑りやすい所やゴロ石場もあるので要注意。
三条の滝分岐 0:30 0.9 三条の滝分岐から展望台まで往復300m・30分
三条の滝展望台 0:30 0.6 尾瀬ヶ原から流れてくる水が大迫力の大滝に。
冷たくて気持ちよさそうな流れですが、水に触れることはできません。
兎田代上分岐 0:30 0.9 三条の滝展望台から標高差220mのけっこうキツイ登り
御池 2:20 6.3 燧裏林道を逆コースで御池まで。
合計 7:40 17.3  

尾瀬中の水が集まって落ちる三条の滝

燧ヶ岳北面の山麓を通る燧裏林道・西麓の段吉新道は尾瀬でも有数のブナの原生林が茂り、新緑の季節・紅葉の季節は特に美しさが際立ちます。
また、歩行路や道標の整備・手入れが必要以上にはされていない、良い意味で鄙びたところに自然との一体感を感じられるコースです。

三条の滝・平滑の滝 燧ヶ岳山麓から尾瀬ヶ原へ

ハイキング難易度:2 歩行時間:8.5時間・21.1km 標高差:約370m

三条の滝・平滑の滝~尾瀬ヶ原コースマップ
御池スタート 区間標準 距離km 木道や階段を進む軽い登りから。
上田代 0:40 1.5 燧裏林道で最大の湿原。植物だけでなく平ヶ岳や大津岐山などの山々の展望が楽しめます。
天神田代 1:00 1.5 新緑・紅葉が美しいブナ原生林の中、横田代・西田代・天神田代と点在する小さな湿原を通り抜けます。
兎田代 0:50 3.0 吊り橋を渡って兎田代。上分岐を右に
三条の滝分岐 0:20 0.9 三条の滝分岐から展望台まで往復300m・30分
三条の滝展望台 0:30 0.6 尾瀬ヶ原から流れてくる水が大迫力の大滝に。
冷たくて気持ちよさそうな流れですが、水に触れることはできません。
平滑りの滝展望台 0:30 0.6 滑りやすい所やゴロ石場もあるので要注意。
赤田代 0:50 2.0 ブナ林に囲まれた燧ヶ岳西麓の段吉新道。ここまでほとんど平坦。
休憩所・山小屋で食事・休憩・トイレ可。
見晴十字路 0:40 1.7 多くの山小屋があり、賑やかな見晴十字。山小屋で食事・休憩・トイレ可。
竜宮十字路 0:30 1.6 至仏山を正面に、尾瀬ヶ原の湿原の花や草紅葉を楽しむお気軽ハイク。
山小屋で食事・休憩・トイレ可。
牛首分岐 0:30 2.2 東電小屋~ヨッピ吊橋と回ってもほぼ同じ距離・時間です。
山の鼻 0:40 2.2 時期と時間次第で牛首分岐~山の鼻間は、往復共に多少混雑することも。
鳩待峠 1:20 3.3 最後は標高差約200mの軽い登り。
合計 8:20 21.1  

季節の花が咲く人気の尾瀬ヶ原

良い意味で鄙びた雰囲気もある燧ヶ岳の山麓~三条の滝・平滑の滝から、皆がイメージする「あの尾瀬」へと進みます。
景観的には逆順路が良さそうなのですが、燧ヶ岳山麓は日中でも日差しの入らないほどの原生林帯。特に紅葉時期は日没の心配もありこの順路にしました。
イン・アウトが異なる入山口となりますので、当然マイカー不可。

三条の滝・平滑の滝はいずれの入山口からも遠く、山小屋へ宿泊したハイカー以外にはあまり訪れる人の少ない静かな場所。
規模こそ小さいですが、横田代・西田代・天神田代と点在する小さな湿原では尾瀬らしい雰囲気、季節毎に咲く花を楽しめ、尾瀬でも有数のブナ原生林を歩くハイキングは、赴きの異なる尾瀬を体験できます。