尾瀬の山小屋に泊まる ルール・マナーを守って気持ちよく。

国立公園・特別保護区という特別な場所に泊まる。石鹸・シャンプー禁止、早い時間の夕食後はサッサと消灯、夜な夜なおしゃべり・朝寝坊もできない・・・
山小屋宿泊のルール・マナーは「少しの我慢で、美しい尾瀬をいつまでも。」そんな気持ちで協力してください。

夏がくれば思い出す~遥かな尾瀬へハイキングに出かけましょ♪

尾瀬ハイキングマニュアル

背景画像:朝焼けの燧ヶ岳と朝靄煙る早朝(6月初頃)

山小屋宿泊のルール・マナー

このエントリーをはてなブックマークに追加

尾瀬山小屋での宿泊は、寝具や食事も旅館並。入浴もできて快適です。
でも、ここは国立公園という特別な場所。ほんの少し不自由かも知れませんが、いつまでも美しい自然を守り訪れる皆が気持ち良く楽しめるよう、山小屋でのルールやマナーについて理解してお越しください。

到着は16時までに

山小屋の夕食は17:30頃から始まります。到着が遅いと迷惑です。
また、山間は早い時間から暗くなるのでキケン。余裕を持って15時前後には山小屋へ到着できるように計画しましょう。

山小屋前のベンチなどでビールやコーヒーを手に、夕焼けを見たりしながら寛いで夕食までの時間を過ごします。遅くとも16時には到着するように。

お布団は自分で、相室ならお互い気持ち良く

ドロ・ホコリを払い、指示に従ってお部屋へ。布団の上げ下ろし、貴重品の管理はご自身でお願いします。
相部屋なら、同室の方へあいさつなどお互いに気持ちよく。

靴や雨具は置く場所の指定や札を付けたりすることがあります。館内を汚さない・紛失防止のため。指示に従って。

入浴・洗面

ハイクの汗やホコリをお風呂で流せるのは大変嬉しいことです。
浄化槽で処理された水を川に放流しています。石けん・シャンプー・歯磨き粉などは使用禁止。

大抵大きめの家族風呂程度、消灯までにみんな利用しますから混みます。長湯はご遠慮ください。

夕食は17:30頃から・朝食は6:00頃から

半分セルフ。ご飯とお味噌汁は自分で食べられる分だけをもらい、食後は食器類を下げてください。
アルコールの用意もありますが、ほどほどにして席を譲ってあげてください。

食堂は席数が多くないので、食事時間を変えたり、廊下で長蛇の列となることもあります。
食べ残しはゴミとして尾瀬外に持ち出さなければなりません。残さず食べられる量だけに。

消灯は21:00頃

消灯以降は真っ暗に。翌朝早く出発する場合には、就寝前に支度を済ませておきましょう。
トイレや小用のために、ヘッドライト・懐中電灯をお持ちください。(服装・持ち物・グッズ 山小屋へ泊まるならも参照)

星を見に出かけたり、夜明けに散歩する方は静かにそ~っと。
相部屋の場合で深夜早朝に出入りするなら、出入り口近くの場所を譲ってもらいましょう。

チェックアウト・出発

早朝・朝食前に出発する場合は、到着時に伝えておきましょう。(朝食をお弁当にしていただけます。)
昼食のお弁当を注文することもできます。

チェックアウト時間は大抵8:00頃。朝寝坊はできません。

「山小屋利用のマナー」は尾瀬の公式ルールです。